新人育成計画の前に
組織が考えなければならないこと

【研修も大切ですが】

 

新人さんや中途採用の方が入職されることがあると思います。

育成プランの立案

研修計画の作成

も大切ですが、同時進行で行って欲しいことがあります。

それは

◎ケアの統一

◎襟を正す

ことです。

 

【1番嫌な思いをしたこと】

 

私が新人時代を振り返ってみたとき1番嫌だったことは

先輩によって指導の内容が違うことでした。即ちケアの統一がなされていないこと。

前項で触れましたバラバラなケアは、御利用者にとってのデメリットはもちろんのことなが

ら、新人はとても混乱します。

「私の時はこうだから」「誰がそんな指導したの?」のようなやりとり。

20年前を思いだすだけで辛い気持ちが蘇ってきます。

皆さんの現場はどうでしょうか?

 

 

【統一ケアを目指そう】

 

初任者研修や実務者研修の講師をしていると

生徒さんから

「先輩によって言ってることが違うのですが何が正しいんですか?」

「その日の出勤者に合わせて動かなくてはならないのはすごく辛い」

ケアの統一がなされていなければ、指導方法が統一されるはずがありません。

また、ばらつきのある介護はダメなことという認識を

持てていない事業所もまだまだ多いです。

生活課題を解決していくための、目標に向かった統一ケアを実践していく、介護過程の考え

方はまだまだ現場では浸透していない気がします。

新人への指導方法を学ぶ、整備する前に、事業所のケアを今一度振り返ってみてほしいです。

 

【襟を正す】

 

新人のみならず、外部の方の見学を受け入れる時等、全ての場面で必要なことは

「当たり前のことが当たり前にできているか?」

だと考えています。

・笑顔で挨拶

・お礼と謝罪

・感情のコントロール

・人の悪口を言わない

・ルールを守る

これらができていない職場は、ほぼ間違いなく雰囲気が悪いです。

 

皆さんの職場、そして皆さん自身は

◎バラバラな指導していませんか?

◎当たり前を当たり前にできていますか?

 

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