新型コロナ倒産による失業者の介護施設や現場への流入は
訪問介護を救えるか??

新型コロナの影響による倒産が増えている。

これから更にという見方もある。

 

そんな中

地域や施設により差はあるものの

介護業界への流入が始まっているという声もある

 

介護施設で働く方に話を聞いても、以前に比べて求人の問い合わせが増えているとのこと。

採用に至るケースもある。

 

また

大阪の講師仲間によると

失業者や転職者の方が

介護職員初任者研修の申し込みに殺到し

現在満員になりクラスを追加する動きらしい。

 

昨年ではあり得ない現象。

特に初任者研修については驚きでしかない。

 

 

【訪問介護の人材不足解消につながるか??】

この現状。

社会的問題になっている

訪問介護員の不足を解消し得るのだろうか?

 

私個人の見解は

このままだと「難しい」のではないかと。

 

 

 

【すぐに働きたい場合】

訪問介護職の有効求人倍率は15倍ともいわれる。

(1人の求職者に15社が手をあげる状態)

コロナの影響による不景気や倒産等により、人材が介護業界に流入してくることは予想はされる。

しかしその方々が

「すぐにでも働かなければならない状況」

だとすると

業界の入門的研修

「初任者研修修了」

の受講をしなくても働ける

 

特別養護老人ホーム等の介護施設

グループホーム

デイサービス

 

等に流れてしまうことが考えられる。

 

 

 

【初任者研修自体が少ない】

更に深刻なのは

 

初任者研修の開講機関が少なくなってきていること。

「生徒が集まらない」

「利益がでない」

との理由で

開講しないところや

事業そのものを辞めてしまうこともある。

 

つまり

受けたいタイミングに受けることができないという事象が

特に地方で目立っている。

 

2020年

コロナの影響でという不本意な形ではあるが

初任者研修のニーズは高まっていると思われる。

しかし、開講数が少ない。

結果として

業界に流入があったとしても

初任者研修は受講せず

結果として

訪問介護員にはならない。

 

【まとめと要望】

2020年に学校を立ち上げたからこそわかる。

初任者研修は社会的ニーズはある

しかし採算が取りにくい。

これから立ち上げるにはよほど母体の体力がないと難しい。

 

初任者研修受講生への助成金はあるようだ。

それも必要。

 

しかし肝心なのは。

初任者研修実施機関になにかしらの助成。

もしくは

訪問介護職の要件緩和。

 

訪問介護職の人手不足を解消するには

報酬改定のみではなく

周辺の環境にも目を向けるべきではないか??

 

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