受け入れる前に整えよう!新人を迎えるための現場づくり
- 3 日前
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新人が入ってくる前に、まず現場そのものを整えることが必要です。
どれだけ丁寧な指導マニュアルを作っても、現場の土台が揺らいでいては意味がありません。指導テクニックよりも先に、見直すべき2つのことがあります。
①「ケアの統一」ができているか?
新人が最も混乱するのは、先輩によって言っていることが違う場面です。
「私はAさんからこうやって教わったのに、Bさんには違うと言われた」「今日の出勤者によってやり方を変えなければならないのがつらい」——こんな状況に置かれた新人は、何を信じて動けばいいかわからなくなってしまいます。
「私はこうやって教わった」「誰がそんなことを教えたの?」
——こんなやりとりは、新人を傷つけ、職場への不信感を生み、定着の妨げになります。私自身、新人時代にこうした経験をして、本当につらかった記憶があります。
初任者研修や実務者研修の講師をしていると、受講生から「先輩によって言うことが違うんですが、何が正しいんですか?」という声が後を絶ちません。それほど、ケアの統一が取れていない事業所が多いということです。
ケアが統一されていなければ、指導方法が統一されるはずがありません。また、ばらつきのある介護がいけないことだという認識すら持てていない事業所もまだ多くあります。
まず、事業所としての介護の基準・目標・方針を今一度整理し直しましょう。
そして、介護過程に基づいた統一ケアを実践することが、新人育成の最も大切な土台になります。指導テクニックを学ぶのは、その後でいいのです。
②「当たり前のことを当たり前に」できているか?
新人を迎えるだけでなく、外部の方が見学に来たとき、取引先と接するとき、あらゆる場面で問われるのが「基本の徹底」です。
ふと立ち止まって、自分の職場を振り返ってみてください。
笑顔で挨拶できているか
お礼と謝罪を素直に、タイミングよく言えているか
感情をコントロールできているか(利用者にも同僚にも)
人の悪口を職場で言っていないか
時間・提出物・組織のルールを守っているか
これらは当たり前のことに見えますが、実は多くの職場でできていないことが多いです。そしてこれらができていない職場は、間違いなく雰囲気が悪くなります。雰囲気が悪い職場には新人が定着しません。
「基本ができているかどうか」は、新人が職場を判断する最初の基準になります。
入ってきた初日・最初の一週間に感じた印象は、長く記憶に残ります。
新人に「ちゃんとした職場だ」「ここで働き続けたい」と思ってもらうためにも、まず指導する側自身が「襟を正す」意識を持つことが大切です。職場全体の雰囲気と風土こそが、最大の新人定着策と言えるかもしれません。
皆様の現場はいかかでしょうか??



