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「外国人が介護福祉士の資格を取得するため条件は?」

「どのような手続きをすればいい?」

 

外国人にとって日本でこれらの情報を調べるのは複雑で大変です。本記事では、資格取得のステップや学習方法、資格取得後のキャリアパスについて詳しく解説します。

 

実務者研修や日本語の学習方法、サポート体制などの情報を具体的にお届けするので、ぜひ参考にしてください。

 

1. 外国人が介護福祉士の資格を取得するためのステップ

 

外国人が日本で介護福祉士の資格を取得するためには、いくつかの重要なステップがあります。まずは、資格取得に必要な条件と手続き、および介護福祉士国家試験の概要について解説します。

1-1. 必要な条件と手続き

外国人が介護福祉士の資格を取得するために必要な条件を得る方法は、以下のようなパターンがあります。

 

 

  • 在留資格「技能実習」か「特定技能」を取得して、介護施設などに3年以上従事し介護福祉士実務者研修を修了する
  • 在留資格「特定活動」を取得して、介護福祉士の養成施設などに就学、もしくは介護施設などに3年以上従事し介護福祉士実務者研修を修了する
  • 在留資格「留学」を取得して、介護福祉士の養成施設などに就学する

 

受験資格を満たしたあとの手続きの方法は以下の通りです。

 

 

  1. 公益財団法人社会福祉振興・試験センターから「受験の手引き」を取り寄せる
  2. 受験申し込み受付期間内に、「受験の手引き」に同封されている払込用紙で手数料(18,380円)を支払う
  3. 受験申し込み受付期間内に、受験申込書などの必要な書類を郵送する

 

 

ふりがな付き問題と試験時間の延長を希望する場合は、試験申込書の該当欄を塗りつぶして、国籍の記入と在留カードのコピーの提出などが必要です。

 

 

※2024年8月時点の要件です

 

 

1-2. 介護福祉士国家試験の概要

介護福祉士国家試験の概要は以下の通りです。

 

項目

詳細

試験内容

介護の基礎知識・専門知識、医療的ケアなどの内容が出題される。

試験の難易度

試験は日本語で行われるため日本語能力が必要である。申請するとふりがな付き問題と試験時間の延長(1.5倍)ができる

合格基準

合格基準は以下を満たす必要がある。

・筆記試験:総得点60%程度以上、且つ、ですべての試験科目に得点がある

ただし、合格基準は問題の難易度で補正される。

2. 外国人が介護福祉士資格を取るための学習方法

 

外国人が介護福祉士の資格を取得するためには、日本人同様、実務者研修を受ける必要があります。ここからは、外国人向けの実務者研修の詳細に加えて、日本語の学習法を解説します。

2-1. 外国人向けの実務者研修を受ける

介護福祉士の養成施設に通わない場合、受験資格を得るために実務者研修の修了が必要です。また、外国人向けの実務者研修も存在し、日本での介護業務に必要な知識と技術を習得するための重要なステップです。

 

研修の内容としては、通信学習で介護の基本や社会の理解、認知症の理解等々の知識を学び、通学で介護過程と医療的ケアを学びます。一定の日本語の理解は必要です。

2-2. 日本語の学習法

介護福祉士の資格取得には、日本語の能力が不可欠です。実務者研修を受けるためにも、日本語レベルN4(基本的な日本を理解できる)程度の理解が、授業の理解のために必要です。。以下のような方法で日本語を学習しましょう。

 

  • 国家試験の日本語教材を活用する
  • 日本語学校に通う
  • オンラインで学習する

 

国家試験を受けることが前提である場合は、厚生労働省が発行している「外国人のための介護福祉専門用語集」「外国人のための介護福祉士国家試験一問一答テキスト」などの活用がおすすめです。

 

出典:厚生労働省|介護分野で働く外国人の方のための学習用コンテンツ・テキストについて

3. 資格取得後のキャリアパス

 

ここでは、外国人が介護福祉士の資格を取得したあと、どのようなキャリアパスが開けるのかを解説します。資格を取得することで得られるメリットを理解し、将来のキャリア設計に役立ててください。

3-1. 資格取得によるメリット

介護福祉士の資格を取得することで、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

 

資格取得によるメリット

詳細

在留資格「介護」が得られる

「介護」の在留資格を得られれば、在留期間の更新と勤務できるサービスの制限がなくなる

給料がアップする

平均して約1万円の資格手当が付く

キャリアアップができる

資格を取得することでリーダーや管理職への道が広がる

 

これらのメリットを活かして、介護福祉士としてのキャリアを築いていきましょう。

3-2. 管理職への道

管理職への道を進むことで、自身のキャリアをさらに発展させることができ、介護業界での影響力も高まります。管理職への道は、フロアリーダーや副施設長を経てステップアップするケースなどがあります。

 

管理職になるには、施設の種類ごとに設定されている要件を満たすことが必要です。また、管理職をめざす場合は、日本に長期滞在することが必要です。在留期間の更新制限がなくなる在留資格「介護」を取得したほうが良いでしょう。

4. 小森塾の実務者研修受講者の体験談

小森塾では多数の外国人が実務者研修を受講し資格取得に向けて頑張っておられます。

Jさんは、小森塾での実務者研修についてこのようにお話してくれました。

私の実務者研修の経験では、小森先生が率いる小森塾実務者研修で行いました。 医療について学ぶことができて、とても楽しかったです。 特に理解するのは難しいですが。 私は日本人ではありませんが、私のような外国人として、先生は私たちを簡単にしました. それは、私が自分自身を改善し、将来、この国で EPA の候補者として、またプロの介護士を志望するようになるためのモチベーションとなりました。 先生の親切でわかりやすい説明と心の支えに感謝します。

実務者研修の経験は、時間と労力、およびハードワークの価値があります。

 私が小森塾実務者研修で過ごした期間は、

 自分の仕事に対する意識と理解、そして実際の応用が向上します。 私が得た経験は、常に良いことをし、常に最善を尽くすように促しました

 最善の努力。 実践的なトレーニングは、介護者としての私のコミットメントと能力、そして思いやりを高めました。

5. 外国人介護福祉士のサポート方法

 

外国人介護福祉士が日本で安心して働くためには、職場や地域社会からのサポートが欠かせません。ここからは、職場でのサポート体制と地域社会の支援について解説します。

5-1. 職場でのサポート体制

外国人介護福祉士が安心して働ける環境を提供している介護施設も存在します。具体的なサポート体制を挙げると以下の通りです。

 

サポート体制

詳細

マニュアルが見える化・多言語化されている

見える化・多言語されていれば、職場の業務をスムーズに覚えることができる

母国語で対応してくれる職員がいる

先輩の外国人介護福祉士などが、オリエンテーションなどを実施したり、相談役になったりすることで、スムーズに職場に馴染むことができる

キャリアパスを明確にしてくれている

「ゆくゆくは管理職やケアマネージャー道がある」など、キャリアプランを提示することでモチベーションアップにつながる

 

以上のようなサポートがある介護施設であれば、外国人介護福祉士でも働きやすいでしょう。

5-2. 地域社会の支援

地域社会の支援は、外国人介護福祉士が安心して暮らし働くために大切です。地域によっては、外国人介護福祉士が地域に溶け込みやすくするために、日本語教室や文化交流イベントを開催しています。


 

また、外国人介護職が日常生活における悩みや問題を解決・相談するための「相談支援センター」など、日本で働きやすくするための支援制度などは、今後さらに必要となってくるでしょう。

 

6.まとめ

外国人が日本でスムーズに介護福祉士の資格を取得するには、周囲の人間や職場などから適切なサポートを受けることが大切です。外国人介護福祉士の存在は、日本の介護業界にとって重要な人材です。

 

資格取得のための学習方法からキャリアパスの選択肢、そして職場や地域社会からのサポート体制まで、総合的に支援を受けましょう。

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