介護職はパシリじゃない!
チームワーク研修のエピソード

介護現場のチームワーク

という講座にて必ず使う事例。

 

「Aさんの食事摂取量が落ちてきているため、STにアセスメントを依頼お願いします。」

※STとは言語聴覚士。

 

ある日の介護日誌にこのような内容の記録があった。

 

当時主任であった私は

激怒して

記録を書いたスタッフを呼び出した。

 

何故怒ったと思いますか??

と受講生さんにクイズを出す(笑)

 

激怒した理由。

介護職は考えたのか?

介護職のアセスメントはあったのか?

「STに何をアセスメントしてもらうの?介護職は何をみたの?いつもを知らないSTに依頼する前に、介護職が考えようよ。介護職はパシリじゃないから!」

こんな内容を記録したスタッフさんにキツく言ったと思う。(感情的になってごめんなさい)

(パシリというのは情報を運ぶだけの使いっ走りになるなという意味で使った表現)

 

 

当時こんなことでも激怒した記憶がある。

介護職が

「専門職にみてもらおう」と

すぐに作業療法士や言語聴覚士に

相談を持ちかける風潮があった。

 

いやいや

「介護職も専門職だからね」

と。

 

利用者の1番近くにいて

1番情報を持っていて

1番変化に気付けて

その方の意思を代弁できて

その方の物語を1番語れる

介護職は「専門職」なのだと。

そこにプライドとプロ意識を持とうよ。

自分達で考えようよ。

悔しくて勉強しようよ。

 

激怒する必要は全くなかったなと反省しながらも

当時からこの想いは本当に変わらない。

 

当時の温度のまま

今現在も

出会った皆さんに

このエピソードをお伝えしている。

 

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