〒501-0561 岐阜県揖斐郡大野町牛洞496
本の冒頭の2つのエピソードを特別に公開します!
食事介助は
食事を御利用者の口に運ぶことのみを指すのではない。
楽しく
安全に
食事を摂取することを支援する
幅広いもの。
その中でも特に重要なことは
食事の「姿勢」。
座位姿勢はしっかり取れているか。
顎は引けているか。
足の裏は床についているか。(例外もあるが出来るだけ)
ただ
現場の頃を思い出すと
食事介助は
移乗やおむつ交換よりも
比較的早く覚えられるものとして
実習生や新人にも
何となく教えて
何となくできてしまっていた
そんな気がする。
姿勢の重要性
姿勢を整えるところから
食事介助は始まっている。
食事介助を指導する時
「姿勢の重要性とその根拠」
も是非丁寧に指導していただきたい。
食事介助は簡単なものではないから。
ボデメカニクスの原則の最重要項目。
「支持基底面積」
意味わかりますか??
よく講座で
ボディメカってますか?
なんて冗談で聞いている。
足を肩幅以上に開いている人
腰を落としている人
と聞くとなかなか手が挙がらない。
(やっていないわけではないと思うが)
介護現場で
利用者と介護職双方に負担の少ない
身体の使い方と仕組みを伝えられる人
激減している。
私達が新人の頃は
介護技術の達人のような人が
どの現場にもいたように思う。
そういう方から教えてもらったり
見て学んだりできたのは
恵まれてたのかな。
「足」を開いて
支持基底面積を広くとっていますか?
重心低くしてますか?
体重移動使ってますか?
施設で研修をする度に
とても感動され
「明日から活かしたい」
と言っていただける。
是非活かしてほしい。
伝えていってほしい。