AIが代わりにできない「介護の本質」の部分

昨今、AIの進化が目覚ましいとニュースでもよく流れてきます。
介護分野でもAIの活用を推奨していくことを、総理大臣が発信する時代です。
「フィジカルAI」と呼ばれるものも進化し、製造業や建築業などへの導入が進んでいくと言
われています。
いずれ介護現場でも、何かしらの形でフィジカルAIの導入が進んでいくと思います。
私は、いろいろなことがAIやICTによって簡素化・効率化されることには大賛成です。
日本の人口は、毎年約80万人程度減っているわけですから。
人手不足が進む中で、AIやICTに任せられるところは任せていく。
これは必要なことだと思います。
ただ、今後、AIなどがいくら進化したとしても、介護の本質的な部分をすべて担うことはできないと私は考えています。
それは、
「個別に応じたケア」
「自立支援」
「尊厳の保持」
です。
その人に応じて、その人の希望に沿って支援する。
これは、やっぱりプロの介護職だからこそできることだと思うんです。
だからこそ今、もう一度この原点に立ち返り、介護の本質にこだわってほしいと思っていま
す。
私自身、今後、介護事業所の淘汰や統廃合は進んでいき、生き残る施設とそうでない施設
が、今まで以上にはっきり分かれていくのではないかと考えています。
では、生き残る介護施設とはどんな施設なのか?
その答えの一つが、**「介護の本質にこだわり続けている施設」**
ではないでしょうか。
個別に応じたケア、自立支援、尊厳の保持。
この意味を深く理解し、実践すること。
そして、それを諦めない姿勢を貫く。
今の時代だからこそ、そこに大きな差別化が生まれると考えています。
だって、
「介護の本質とは何か?」
これをしっかり学ばないまま介護事業所を起業した人。
介護の基本や本質を十分に学ぶ機会がないまま、現場で仕事をしてきた人。
そういう人が少なくないのが、今の介護業界だと思うからです。
AIの話から少しずれましたが、
介護の本質にこだわる
↓
利用者や家族、職員から選ばれる
↓
結果として、生き残る介護施設になる
最近、そんなことをよく考えます。
AIやICTが進化すればするほど、人にしかできない介護とは何なのか。
私たち介護職が、改めて考える時期に来ているのかもしれません。
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