認知症の人こそ「お見通し」です
- 2025年6月3日
- 読了時間: 2分

【お見通し。そしてウワテですよ】
介護講師小森です。
「あの人が遅番の時は利用者が落ち着かない。トラブルが絶えない」
「あの人が夜勤の時は色々大変そう」
入所系の施設では
あるあるではないですか??
「認知症の理解」
の講座をする際にお話する内容。
ほぼ100%の会場で
どよめきと失笑が生まれます。
やはりあるんだなと。
人は人を見ている。
当たり前のこと。
認知症を有されている方ももちろん。
ここからは個人的見解かもしれませんが
認知症の方こそ
「見ている」のではないか??
何をみているか。
視野は狭くなると言われています。
「この人は自分の味方がどうか」
「自分のことを大事に思ってくれる人か」
この部分を見抜く力というのは
むしろ研ぎ澄まされているのではないかと
現場時代によくハッとされられました。
つまり
スタッフのことをよく見ているということ。
ご利用者にとってスタッフが「敵」か「味方」か。
ある意味死活問題。
敵であればなんとかせねばならない→スタッフからすればBPSD(行動心理症状)なんて言われる。
味方であれば、不安は強くてもこの人についていこう。→穏やかな夜。
これは偶然ではなく
必然ということ。
ご利用はお見通しです。
介護職の感情や資質が
合わせ鏡のように
返ってきます。
20年前
恩師である○○先生から言われた言葉。
「ケアをしようなんて思い上がってはならない。お年寄りの方の方があなた達よりもはるかにウワテだから。勘違いしてはいけません」
と、真剣に怒られたことがあります。
その時には気付けなかったですが。
今なら分かります。
人生の大先輩であるご利用者は
私達のことを
よく見極め
受け入れ
お互い様の関係なんですよと。
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