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介護講師の求人のリアル|資格だけじゃ足りない?採用の現実と働き方

  • 2025年8月5日
  • 読了時間: 4分


介護職として経験を積んだ人が「いつかは講師として教える立場になりたい」と思うことは少なくありません。

求人サイトを見れば「介護職員初任者研修講師募集」「実務者研修講師募集」といった案件をよく目にします。


しかし、いざ求人に応募しようと思っても、



  • 常勤で働けるのか?

  • どれくらいの収入が見込めるのか?

  • 資格を持っているだけで採用されるのか?


こうした疑問が尽きないのが現実です。

ここでは、現役介護講師としての経験をもとに、介護講師求人のリアルな内情をお伝えします。




1. 介護講師の求人は非常勤が主流


まず大前提として、介護講師の求人は非常勤・単発依頼が圧倒的に多いです。



  • 週1~3日勤務

  • 1コマ90分単位、もしくは1日単位での依頼

  • 受講生の募集状況によって開講日数が変動


常勤雇用はごく一部で、専門学校や大手スクールの正社員講師枠が限られています。

そのため、多くの講師は現場の介護職と掛け持ちしたり、複数のスクールを渡り歩く「フリーランス的な働き方」をしています。


2. 求人の「高時給」に惑わされない


求人広告には「時給2,000円〜3,000円」「1日1.5万円」などと書かれていることが多いです。

数字だけ見れば高収入に思えますが、以下の点には注意が必要です。



  • 講義準備・資料作成は無給扱い

  • 移動時間や打ち合わせも報酬対象外

  • 受講生が集まらなければ講義自体がキャンセルになる


実際に稼働日数を換算すると、「現場介護職の方が安定した収入がある」ということも珍しくありません。

介護講師を本業にするには、複数の案件を受ける or 自主開催の研修を行うといった工夫が必要です。


3. 資格だけじゃ採用されない理由


介護講師の求人には、ほぼ共通して以下の条件が記載されています。



  • 介護福祉士資格(実務者研修教員講習会修了があると強み)

  • 5年以上の実務経験


しかし、現実には資格があるだけで採用されることはほとんどありません。


講師として採用されるためには、次のスキルが求められます。


① わかりやすく伝える力


難しい専門用語を噛み砕いて、初めて学ぶ人にも理解できるように説明できる力が必要です。


② 受講生の反応を読む力


ただ話すだけではなく、受講生が理解できているか、表情や質問の仕方から察知し、フォローする柔軟さが大事です。


③ 社会人基礎力


講師は、受講生にとって 「介護職の先輩」かつ「社会人のロールモデル」 です。

採用の場では以下のポイントが特に見られます。



  • 責任感・信頼性(時間厳守、ドタキャンをしない、準備を怠らない)

  • 前に踏み出す力(授業トラブルや質問への対応力)

  • 考え抜く力(受講生に合わせた説明方法、事例の出し方を工夫できる)

  • チームで働く力(事務担当や他の講師と連携し、トラブルを起こさない)


「知識があっても社会人としての基本ができていない」と判断されると、再依頼がかからなくなることもあります。


4. 面接でよく見られるポイント


介護講師の求人に応募した際、面接では以下の点がチェックされます。



  • 人前で話す時の声量、話し方(聞き取りやすさ)

  • 表情や立ち居振る舞い(受講生に威圧感を与えないか)

  • 応募動機が“収入目当てだけ”になっていないか

  • 資料や指導案の作り方、授業準備の姿勢


特に、面接で模擬授業を行うケースが多いので、練習をしておくことが重要です。


5. フリーランス講師という選択肢もある


求人案件だけに頼らず、自主開催の講座を開くフリーランス講師として活動する道もあります。



  • 自分の経験を生かした独自講座を作れる

  • 受講料を直接受け取れるため収入が安定しやすい

  • オンライン講座など柔軟なスタイルが可能


最近はSNSやnote、YouTubeなどを活用して集客し、求人に頼らず講師業を確立する人も増えています。


まとめ|介護講師の求人を“現実目線”で見ることが大事


介護講師の求人は、



  • 非常勤が多く安定性に欠ける

  • 表面上の高時給に注意が必要

  • 資格だけでなく講師力・社会人基礎力が求められる

  • 面接では“教える姿勢”が厳しく見られる


というのが現実です。


「介護講師になりたい」と考えている方は、求人情報を鵜呑みにせず、自分のスキルや働き方の選択肢を広げる準備をすることが大切です。



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