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小森塾 介護指導員
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執筆者

小森 敏雄

合同会社小森塾 代表 / 介護講師

2002年に介護福祉士を取得し、介護現場へ就職。准看護師資格取得後は、介護主任・生活相談員・看護助手など幅広い現場を経験。20代半ばから養成校や資格取得講座で講師を務め、2017年に介護講師として独立。2021年に合同会社小森塾を設立し、介護福祉の本質と、根拠を語れるプロの育成に取り組んでいる。

詳しい紹介はこちら ▶https://www.komorijuku.jp/ourstory

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ちゃん付け、あだ名、長すぎる爪。それ、誰のため?

11 分前
読了時間: 3分

研修の中で、たまに見聞きする

「利用者様を「ちゃん」付けやあだ名でお呼びしている、 長すぎる爪や、少し個性的な髪型、華美なピアスで現場にでている。


「介護職としてどうなのか」という言い方は、いったん脇に置いておきたいと思います。 今日、お伝えしたいのはそこではありません。

もし自分の身内をそうした職員さんに預けるとしたら、少し不安に感じるかもしれません。

サービス業として、それはどうなのだろうと、正直に思うところがあります。


でも、本当にお伝えしたいのはここからです。

自分がどう感じるかよりも先に、お客様やそのご家族が「大丈夫かな」「この人に任せても

平気かな」と感じられる可能性がある、という事実を知っていただきたいのです。

介護は、自分ひとりで完結するお仕事ではありません。 利用者様がいらっしゃり、ご家族がいらっしゃり、その方々の信頼の上に成り立っているお仕事だと思います。「ちゃん」付けやあだ名は、距離を縮めているつもりでも、相手にとっては「馴れ馴れしい」「軽く見られている」と感じられてしまうことがあります。長い爪は、皮膚を傷つけてしまうリスクとして映るかもしれません。 個性的な髪型は、清潔感や安心感を測るものさしとして見られてし

まうこともあります。

自分らしさや多様性を大切にしたいというお気持ちは、よくわかります。 今の時代、それ自体は決して悪いことではありません。

ただ、相手を不快にさせたり不安にさせたりするかもしれないという事実よりも、自分のお

しゃれや多様性を優先してしまう感覚は、僕はあまり好きになれません。 それは自由というより、少し配慮が足りていないだけなのではないかと感じます。

プロフェッショナルというのは、好きなように振る舞うことではないと思います。 相手がどう感じるかを想像し、それに合わせて自分の見た目や振る舞いを選べることではないでしょ

うか。

最近、この業界では何が正解かわからないと感じることが増えました。 呼び方ひとつ、身だしなみひとつをとっても、簡単には答えが出ません。

ですが、正解がわからないからこそ、考えることをやめてしまってよい理由にはならないと

思います。 むしろ、正解がわからない今だからこそ、今の介護業界にとってのより良い形を、 一人ひとりが探し続ける姿勢が必要なのではないでしょうか。

自分が楽な方ではなく、相手が安心できる方を選ぶ。 それだけのことだと思います。


▼「考える介護福祉士」になるための、実務者研修

なぜそのケアをするのか。根拠を言葉にできる介護職は、現場で確実に信頼されます。

小森塾の実務者研修は、資格を取るための研修ではありません。

あなたが現場で経験してきたことと知識を紐づけながら、「考えて動ける介護福祉士」を育てる講座です。

介護福祉士国家試験の受験資格につながる、キャリアの分岐点でもあります。


・日本人向けクラス/外国籍の方向けクラスをご用意しています

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