※個人的見解ですが、切に願ってます。
◎介護職員初任者研修(以下初任者研修)
◎実務者研修
介護業界に入り、数年でスキルアップを図るには
この2つの資格に挑戦する人が大多数を占める。
どういった資格か(簡単に)
初任者研修→訪問介護員になるために必須
実務者研修→介護福祉士受験するのに必須
→サービス提供責任者の要件
カリキュラムはどうなっているか
については、ご自身で検索して調べてもらいたい。
(学校によって、通学か通信かによって大きく違うため)
介護講師をしていてよく聞かれる質問
「実務者研修は初任者研修受けてなくても受講できるけど、実際どうなの?」
確かに制度上は
実務者研修も無資格未経験で受講することができる。
しかし、私の個人的見解を言えば
おすすめしない。
特に無資格未経験はやめておいた方がいい。
理由としては
◎初任者研修より全体の難易度が高い
◎専門用語についていけない
◎現場がイメージできないと「介護過程の展開」の
際に苦労する。身にならない。
ハローワークの職業訓練等で
無資格未経験の方向けに
「通学」での実務者研修を開催している。
この講座に関しては
半年間かけて座学と演習を行うため
無資格未経験でもついていける。
(現場経験がないため、イメージがつきにくいのには変わりないが)
しかし、一般的な実務者研修は
「通学」ではなく「通信」である。
通信の特徴は
「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア」以外の科目は
自宅で課題に取り組み
合格していくカリキュラム。
つまり
対面で一から教えてもらえない。
私も実務者研修の講師を数年やっているが
無資格未経験の受講生さんは
とにかく大変そうだったのと
現場を知らないから
介護の思考過程を学ぶ「介護過程」がわからない。
「介護」を知らないから。
なので、実務者研修を受けられる方は
◎初任者研修を修了してきてほしい
◎現場経験を1年は積んできて欲しい
教科書やWebサイトには
この部分はほぼ触れられていないが
私個人的には
冒頭のスキルアップの道筋を
丁寧に学んでいただきたい。