認知症ケアと言わない理由。
各地へ出張勉強会をお届けする中で、ニーズの高い分野の一つ「認知症の理解」
必ず講義中には認知症の「方」のケアと言っている。
認知症ケアという言葉はあまり好きではない。
何故ならケアするのは「認知症」ではないから。
あくまで人だから。
認知症の対象者が急増したことを受け、介護保険では第一条に「尊厳の保持」という文言を加えた。
「尊厳の保持」幅広い言葉であるが、ここでは「その人らしさの保持」と考えたとする。
介護従事者は、対象者の「その人らしさ」をどこまで深く理解しているだろうか?
入所した後がその人らしさ??
これまでの歴史があっての今なのでは??
生活歴3行しか記載がないまま年月が立ち、認知症の症状に振り回されるのはどうなのか??
現場が大変なのは理解している。。
ただ、
介護者が「困った利用者」ではなく
「今不安で困っている利用者」である。本人だよと。
また
痴呆
認知の人
という言葉(さすがに痴呆はあまりないか)
「認知が進んだ」
「認知がひどい」
そんな言葉を現場の方使っていないだろうか??
「認知」もちろん正式名称ではない。
そもそも意味が変わってくる。
当事者やそのご家族から
「認知」
と呼ばないでという記事もあった。
差別的に聞こえるとの声。
こういったことにもアンテナを張って、日々の意識が変わるといいなと感じる。
そのために発信します‼️
このバッチ
知ってましたか???