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身体拘束が発生しやすい介護現場とは?その①生産性向上

  • 6月21日
  • 読了時間: 3分

身体拘束をなくしたい。

虐待を防ぎたい。

利用者主体のケアをしたい。

そう考えている介護施設は多いと思います。

しかし、身体拘束が発生しやすい組織には、ある共通点があります。

それは、

「業務効率化」「生産性向上」に対する意識が低いこと。

そして、

「情報弱者」であること。

一見すると身体拘束とは関係なさそうに見えます。

でも私はとても深い関係があると思っています。



人が足りないから拘束する

身体拘束が発生する理由として、

・転倒リスクがある・事故を防ぎたい・離設する可能性がある

などが挙げられます。

もちろんそれも事実です。

しかし現場で起きていることを見ていくと、

本当の理由は

「人手不足」「業務が回らない」

であるケースも少なくありません。

利用者を見守る余裕がない。

スタッフが疲弊している。

業務に追われている。

だから動けないようにする。

結果として身体拘束につながる。



業務という魔物

私は研修でよく

「業務という魔物」

という話をします。

介護職は真面目です。

真面目だからこそ、

昔からやっている業務を疑わない。

必要性が薄くなった業務も続ける。

誰も見ていない記録を書き続ける。

意味のない会議を続ける。

ルールを増やし続ける。

その結果、

現場はどんどん忙しくなります。

本来向き合うべき利用者に向き合う時間が減ります。



情報弱者の組織ほど危険

最近は介護業界でも様々な情報があります。

見守りセンサー。

インカム。

記録ソフト。

AI。

介護ロボット。

補助金。

他施設の成功事例。

しかし情報を取りに行かない組織は、

10年前と同じやり方を続けています。

「うちは昔からこうだから」

「機械は苦手だから」

「変えるのは面倒だから」

そんな理由で変化を拒みます。

結果としてスタッフの負担は増え続けます。

そして利用者への制限も増えていく。



身体拘束廃止に必要なのは根性論ではない

身体拘束をなくそう。

利用者主体のケアをしよう。

もちろん大切です。

しかし精神論だけでは限界があります。


必要なのは、

業務改善です。

必要なのは、

生産性向上です。

必要なのは、

新しい情報を取りに行くことです。


介護ロボットを入れる。

記録を見直す。

会議を整理する。

ルールを減らす。

補助金を活用する。

こうした積み重ねによって現場に余裕が生まれます。

余裕が生まれるから利用者を見られるようになります。



現場を変えるのは管理者とリーダー

身体拘束が起きる原因を、

現場スタッフのせいにしてはいけません。

問題の多くは組織にあります。

管理者が学んでいるか。

主任が情報を取りに行っているか。

業務改善に取り組んでいるか。

変化を恐れていないか。

ここが大きい。

身体拘束をなくしたいのであれば、

まず考えるべきは

「職員の意識改革」

だけではありません。


組織の仕組みを変えること。

そして

業務効率化と生産性向上に本気で向き合うこと。


身体拘束と業務改善。

一見関係なさそうですが、

私は非常に深い関係があると思っています。

利用者の自由を守るためにも、

まずは現場の余裕を作ることから始めるべきではないでしょうか。



皆さんの職場はいかがでしょうか??


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